突風や増水、不安な夜 台風5号、県内被害

 七日夜から八日未明にかけて県付近を通過した台風5号では、各地で住民が避難を強いられた。岐阜市内では女性二人がけがをしたものの、人命に関わる重大な被害はなかった。
 岐阜地方気象台によると、降り始め(六日午後十一時)から八日午前十一時までの総雨量は、関ケ原町で三一四・五ミリ、大垣市の上石津で二二五ミリ。一時間当たりでは上石津で四二ミリを観測した。
 岐阜市内では七日夜、二十代女性が自転車で走行中に突風にあおられて転倒。五十代女性も割れたガラスで両手を負傷した。同市下奈良の県福祉農業会館では、駐車場の照明灯が倒壊。大垣市では空き家など三棟の屋根瓦が破損した。
 大垣市上石津町時山には七日夜に避難指示が出され、三十三世帯の計六十三人が公共施設などに避難。養老町では同日夜、約千戸が四時間余り停電した。
 揖斐川町では県道川合垂井線に土砂が流れ込んで通行止めとなり、十六世帯の計二十二人が、八日の昼すぎまで孤立状態となった。同町と大垣市、海津市など五市町には七日夜に土砂災害警戒情報が出されたが、八日朝に解除された。
 本巣市の政田川と、池田町の杭瀬川、養老町の泥川の流域では、付近の道路や水田が冠水した。
◆水路の水位上昇、養老町全域に避難勧告
 養老町では七日夜、町内を流れる牧田川支流の排水路で水位が上昇したため、国土交通省木曽川上流河川事務所にポンプでの排水を要請。水位が低下するまで、作業を続けた。
 町内全域には避難勧告が発令され、百三十九人が小中学校などの避難所へ避難。家族ら八人で笠郷小学校体育館に避難した男性(43)は「ニュースで豪雨災害をよく目にする。年をとった者もいるので、早めに避難した」と話した。海津市でも二十一人が避難した。
 (鈴木智行、杉浦正至、吉本章紀、北村希)

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