養老サイダー復刻へ手応え 町観光協が大垣養老高で試飲会

 養老町観光協会が復刻を目指す国内最古のサイダー「養老サイダー」の試作品作りが、町内の大垣養老高校で進んでいる。食品科学科食品化学班の3年生3人が当時のレシピを基に取り組んでおり、8日には学校で試飲会が開かれた。観光協会の中村一会長(66)は「かなり近いものができた」と手応えを感じていた。
 養老サイダーは「東の三ツ矢、西の養老」と称され、昭和初期まで西日本で高い人気を誇った。製造した「養老サイダー」四代目社主の日比野泰敏さんが二〇〇〇年に亡くなり、同年で生産を終えた。観光協会は養老改元千三百年祭に合わせ、有志で会社を設立、インターネットで資金を募って復活を図っている。
 試作品作りは協会の依頼で実施。当時と同じ養老公園内の源泉水を使い、五月に研究を始め、七月から試作作業を進めてきた。
 試飲会では、当時のレシピによるノーマルとプレミアムに加え、比較のために水道水を使ったり、原料の配合を変えたりして全九種を用意した。五十川祐一郎さん(17)は「シロップ作りで、二時間かき混ぜ続けるのが大変だった。今後は炭酸を強くするのが課題」と話した。
 泰敏さんの妻文子さん(75)と五代目社主武司さんの妻朋子さん(74)も参加。炭酸が強いのが特徴と指摘しつつ、文子さんは「昔飲んだ味にだいぶ近づいている」と話した。
 今後も改良を加え、製造は県外の業者に委託する。九月には出資者への返礼向けに製品化を図り、早ければ同月中にも一般向けの製造を始めるという。
 (生田貴士)

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