商店街再生に若い力 県、インターン募集へ

商店街再生に若い力  県、インターン募集へ

入善町商店街受け入れ「やる気ある人に」
 商店街の活性化のため、県は首都圏の若者を中心に、県内の商店街で職業体験する「商店街活性化インターン」を九月上旬ごろから募集する。後継者不足や空き店舗の増加などで活気を失いつつある商店街の再生に新たな一石を投じ、店舗存続を目指す。(山中正義)
 県商業まちづくり課によると、県内には百五十六(二〇一六年現在)の商店街がある。そのうち百の商店街を対象にした昨年の調査では、課題として45%が後継者問題を挙げた。
 インターンを受け入れるのは入善町商店街。現在は八十六店舗が入善駅前に並ぶが、町商工会によると、約六割が事業承継の見込みがなく、後継者不足が喫緊の課題となっている。
 インターンの募集と企画は、社会人向けの企業インターンなどを手掛ける「仕事旅行社」(東京)に委託して実施する。
 対象は大学生、職業体験や移住などに興味がある若者。後継者がいない銭湯、文房具屋、居酒屋の各店舗で実際の仕事を体験する短期(一日間)と、町商工会でイベントなどを企画・運営する長期(二カ月間)の二コースを用意する。ともに秋ごろの実施を予定し、短期は各店舗で一回につき一、二人の定員で複数回実施する。長期は一人のみを募集する。
 九日には、参加者募集のホームページ作りのため、同社の担当者らが受け入れ先の店舗を取材した。
 銭湯「観音湯」を夫婦で営む上田清作さん(77)は「(銭湯がなくなるのは)もったいないから、やる気がある人ならお願いしたい」と吐露。町商工会の担当者は「まずは後継者に悩む店主を手伝ってもらい、ゆくゆくは事業承継につながれば」と期待を込めた。

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