津幡の黒田農園 今夏も直売開始 亡兄が残した ナシ園ずっと

津幡の黒田農園 今夏も直売開始  亡兄が残した ナシ園ずっと

妹の高畠さん 「体続く限り守る」
 津幡町湖東の黒田農園でナシの直売が始まっている。河北潟干拓地に故黒田忠義さんがナシの苗を植えて二十年余り。妻雅子さん(69)=同町津幡=が自宅療養する中、忠義さんの妹の高畠暁美さん(70)=金沢市金石東=らがナシ園をもり立てている。
 高畠さんによると、忠義さんは七年前、肺がんのため六十六歳で亡くなった。亡くなる前から高畠さんと夫の彦司さん(76)も手伝ってきた。三年前からは雅子さんの弟の田中淳一さん(63)=津幡町中山=も働き、忠義さんのナシ園を守っている。
 実一個ずつに防虫のため袋をかけたり、販売直前にへたを切り取ったりするのは忠義さんが元気だったころと同じ。値段も変えていない。福井県や奥能登から訪れる人も。十一日は朝から常連客が次から次へと訪れ、「新鮮やさかいね。毎年買いにきとる」と旬の幸水などを購入していた。
 高畠さんは「私たちも高齢やさかい、規模は縮小しようかと思っとる。夏に来て、こうしてナシが実るとやはり兄のことを思い出す。体が続く限り守っていこうと思う」と話していた。
 五千平方メートルの畑に二十二種類のナシを栽培。十一月初旬まで主に午前中に販売している。八月十五日は休み。 (島崎勝弘)

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