大垣日大、最後まで奮闘 高校野球全国大会

大垣日大、最後まで奮闘  高校野球全国大会

◆大垣日大0−6天理
 第九十九回全国高校野球選手権大会六日目の十三日、初戦に臨んだ大垣日大は好機を生かせないまま、6−0で天理(奈良)に敗れた。中盤までに本塁打を2本を浴びるなど、相手の強打線に翻弄(ほんろう)されながらも最後まで諦めず白球を追い掛けた選手たちに、スタンドから大きな拍手が送られた。
◆応援一丸、選手を支えた
 一塁側アルプス席を埋め尽くすほどのピンク色のメガホン。大声援が大垣日大ナインを後押しした。
 3点を追う五回、岡田宗祐選手(三年)が二塁打で好機をつくると、応援席は総立ちで「続けっ」とメガホンを鳴らした。岡田選手の母由美子さん(45)は「初球のストライクを狙ったのがあの子らしい。今から逆転しますから」と、汗をぬぐい声に力を込めた。
 六回に四番宮坂元規選手(三年)の大きなファウルがアルプス席に飛び込んでくると、宮坂選手の出身地の和歌山県太地町から駆け付けた応援団八十人が「(本塁打の飛距離まで)もうちょっとだ」の声援。祖父の山下雅久さん(71)は、鯨を描いたうちわであおぎながら「親元を離れて苦労しとる。四番の重荷もあるだろうが一本を打ってほしいね」と期待した。
 好機で一本が出ず、点差が6点に広がって迎えた最終回。「ヒロキ、ヒロキ」。応援に回った高橋和也さんら三年の野球部員八人も、最後の打者となった阪口浩輝選手(三年)の名前を叫んだ。
 併殺での幕引きとなったが、スタンドからは惜しみない拍手が送られた。高橋さんは「かなうなら、みんなでもう一度高校野球をやりたい。でも甲子園で夢を見られて感謝でいっぱいです」と晴れやかな表情で、戦い抜いた仲間をたたえた。
 (安福晋一郎)
◆選手たち、よくやった
 <大垣日大・阪口慶三監督> 初回に長打が1本出て、いけると思ったが、相手投手の制球がよく、自分たちのスイングができなかった。塁に出ても後続を断たれてしまった。選手たちはよくやってくれた。
◆頑張った、悔いはない
 <大垣日大・柴田修平主将> 相手投手にタイミングが合わず、対策が十分でなかった。最後まで「まだいける」と声を掛けたが、相手の甲子園に対する気持ちも強かった。チームとしてはよくやってくれたので悔いはない。

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