自由研究にぴったり 自治体や大学が体験学習

自由研究にぴったり  自治体や大学が体験学習

 テーマ選びやまとめ方など、親子で頭を悩ませがちな「夏休みの自由研究」。子どもの学習意欲は引き出したいけれど、時間や手間はなるべくかけたくない…。そんな家庭から人気を集めているのが、自治体や大学が企画する体験学習会だ。主催者側も「絶好のPR機会になる」と積極的に展開している。
 静岡市葵区の県庁本館が九日、多くの親子連れでにぎわった。県が二〇〇三年から主催する「ふれあい親子県議会教室」。議場見学のほか議長や議員とも交流できるとあって、県内の小学四〜六年生と保護者計百十一人が参加した。
 議会事務局が自由研究の活用を見込んで練ったプランは、工夫が満載だ。本会議場の議長席に座って写真撮影ができるほか、議員に質問する時間も設けた。特別貴賓室を改装した議長室では、杉山盛雄議長が対応し、戦後の一九四六(昭和二十一)年、天皇陛下が国民の激励のために来県した際、現在の議長室に宿泊されたことなどを紹介。子どもたちが驚きながらメモを取っていた。
 自由研究のために参加した浜松市北区、初生小六年の伊藤多久見(たくみ)君(11)は「議員さんを身近に感じたし、うまくまとめられそう」と笑顔を見せた。母千恵さんも「去年は研究素材に困って大変だった。親も初めて知ることが多かった」と満足そうだった。
 二十二、二十三両日には、親子県庁見学もある。小学四年生以上が対象で、七日前までに広報課=電054(221)2455=に申し込みが必要だ。
 また、国土交通省清水港湾事務所が十八日、静岡市清水区の清水マリンパークで清水港の親子見学会を開く。港湾業務艇「まさき」の試乗や、3Dスキャナーを使った計測技術の体験などを予定している。一部事前申し込みが必要で、詳細は清水港湾事務所のホームページで確認できる。
 このほかに、静岡理工科大が十七日に静岡北中学校・高校(静岡市葵区)で理科の実験教室を、東海大海洋学部が二十三、二十四両日に静岡市清水区のキャンパスで「東海大サイエンス・ワールド」をそれぞれ開催するが、既に定員いっぱいとなる盛況ぶりだ。
(松野穂波)

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