ジブリパーク、相次ぐ妄想投稿 謎の構想に膨らむ期待

ジブリパーク、相次ぐ妄想投稿  謎の構想に膨らむ期待

 県とスタジオジブリ(東京)が愛・地球博記念公園(長久手市)をジブリの世界観で生まれ変わらせる「ジブリパーク」構想。県は一日に構想推進室を立ち上げたが、世間をあっと言わせた第一報から五カ月余、どんな構想か、いまだ謎のままだ。待ち焦がれるファンからは期待を膨らませた声が聞こえる。
 名古屋駅前の新名所、高島屋ゲートタワーモールのジブリグッズ店「どんぐり共和国」。宮崎駿監督の代表作「となりのトトロ」に登場するネコバスの巨大なぬいぐるみに長女(3つ)を乗せ、シャッターを切っていた名古屋市名東区の会社員安藤依里香さん(32)は「できたら絶対行ってみたい。どんなパークができるんでしょうね。まだイメージできません」と話す。
 名駅地下街エスカにあるジブリグッズ店「めっせ」の藤綱みどり店長(60)も「常連のお客さんも、みんな楽しみにしている。少しでも多くの情報が欲しい」と待ち望む。
 大村秀章知事とジブリの鈴木敏夫プロデューサーは五月末に大筋合意。その後も定期的な会合を重ねているが、具体的な中身は一切明かされていない。
 「園内をネコバスで移動」「温水プールを(『千と千尋の神隠し』に登場する)湯屋に改造」。ネット上には、ファンらが好みの作品にちなんだ仕掛けを提案する「妄想投稿」があふれる。
 短文投稿サイト「ツイッター」上では「こんなジブリパークは嫌だ」と題し、実際にはあり得ない構想をつぶやき合っている。
 「天空の城ラピュタ」に着想を得た「『バルス』と言ったらパークが崩壊」、「もののけ姫」にちなんで「口を開くたびに『黙れ小僧』と怒鳴られる」など、ジブリ好きなら思わずにんまりするアイデアの連続に、大村知事も自身のツイッターで「盛り上がってますね うれしいなぁ」と返した。
 東京ディズニーランド風の園内に、人気作品にちなむアトラクションをちりばめた見取り図−。ネット上には「こんなパークなら最高」とファンが盛り上がるイラストも。公開したイラストレーターTAKUMIさんは「このイラストはパロディー。実際には、大掛かりなアトラクションより、ジブリ作品の『風景』を再現した場所が多くできることに期待している」と、話す。
 芸能界にも待ち望む声が。「ジブリ作品に出てきそうな女の子」の物まねを得意とし、一人芸の祭典「R−1ぐらんぷり2017」で三位となったタレントの石出奈々子さん(33)は「ジブリ作品に出てくるおいしそうなご飯をぜひ再現してほしい。開園式典のゲスト出演を目指しているが、無理なら売店スタッフとしてでも関わりたい」と熱烈にアピールした。
 (谷悠己)
 <ジブリパーク構想> 200ヘクタールの広大な園内をジブリの世界観で埋め尽くす構想。大村秀章知事とジブリの鈴木敏夫プロデューサーが共同会見を開き、概要を発表するのは年明け以降になるとみられる。何段階かに分けて順次、整備に着手する構えで、手始めに映画「となりのトトロ」の世界を具現化した「トトロのふるさと村」を2020年代初頭にオープンさせる。県は6月補正予算に調査費2000万円を計上し、今月1日には職員10人を専従させる「ジブリパーク構想推進室」を立ち上げた。

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