光秀の遺徳しのぶ 福井の明智神社でファンら法要

光秀の遺徳しのぶ  福井の明智神社でファンら法要

 戦国武将、明智光秀の命日の十三日、福井市東大味(ひがしおおみ)町の明智神社で、地元の住民や光秀ファンら約五十人が集まり、遺徳をしのんだ。神社は光秀の屋敷跡に立っている。光秀は、一乗谷に城を構えた朝倉氏に仕えた際、一乗谷の南西約三キロの東大味に住んでいたとされる。その後、織田信長の家臣となり、信長の朝倉氏攻めや一向一揆掃討では柴田勝家に働きかけて町を戦禍から守ったとの言い伝えがある。信長を本能寺の変で討ち、逆臣と言われながらも村人らは長く崇拝してきた。二〇二〇年のNHK大河ドラマの主人公に決まり、注目度も高まっている。
 住民らでつくる福井市明智神社奉賛会は一九九二年から、光秀の命日に合わせて毎年供養している。この日、社に置かれた光秀の木製座像(高さ十三センチ)の前で、僧侶の読経に続き、参列者は一人ずつ静かに合掌した。
 光秀ファンで、参列した池端日登美さん(46)=福井市毛矢三=は「光秀は小説やテレビを通し福井と関わりがあることを知った。次第に人間的に魅力のある人物だったのではないかと思うようになった」と話した。

 (大健太郎)

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