中から外が見えるトイレ INAXミュージアムで屋外排せつ疑似体験

中から外が見えるトイレ  INAXミュージアムで屋外排せつ疑似体験

 常滑市奥栄町のINAXライブミュージアムに十五日、屋外での排せつを疑似体験できる個室のトイレが登場した。国連が定めた「世界トイレの日」(十九日)まで設置し、屋外で排せつせざるを得ない劣悪な衛生環境が世界に存在することを知ってもらう企画だ。
 個室のトイレは、高さ二・四メートル、幅〇・九メートル、奥行き一・二メートルで、電話ボックスのような造り。周囲にマジックミラーを施し、外からは室内が見えないが、室内からは外の様子が見えるため、便座に座って外を眺めると、人目にさらされているような感覚になる。
 校外学習の一環で体験した常滑市鬼崎北小二年の中村椛乃(はなの)さん(8つ)は、プライバシーのない環境で排せつすることは「誰だって恥ずかしくて嫌だと思う」と想像した。ミュージアムの尾之内明美館長は「トイレの問題を自分ごととして考えてほしい」と語った。
 国連によると、日常的に屋外で排せつしている人は世界中に六億七千三百万人いる。排せつ物に含まれる病原菌が人体に侵入しやすい劣悪な衛生環境の影響で、五歳未満の子どものうち毎日約八千人が下痢性疾患で命を落としているという。
 (成田嵩憲)


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