池田町水海で、昔ながらのかき餅作りが最盛期を迎えている。地元の主婦でつくる「あざみグループ」の作業場には、乾燥させるためにひもでつるしたかき餅が、すだれのように並ぶ。
 使っているのは町産のもち米。きびや大豆、ごまを入れた餅を薄く切り、1カ月ほど乾燥させた後、菜種油で揚げて袋詰めする。町産のきび入りかき餅は、ほんのり甘く、サクッとした食感が特徴。同グループ代表の杉本すみ子さん(84)によると、12〜3月に作業し、約700キロのもち米を使うという。
 14日は、メンバー2人が乾燥の状態を確認した。杉本さんは「素朴な味でカリカリしている。昔を思い出して」とPRした。地元野菜や特産品を販売する同町稲荷の「こってコテいけだ」や福井市花堂南2のショッピングシティ・ベル内の「こっぽい屋」などで販売する。

 (中場賢一)