第九十八回全国高校サッカー選手権大会で、県代表の四日市中央工業(四日市市)を主将として六年ぶりのベスト8に導いた森夢真選手(三年)のJ3アスルクラロ沼津への入団が内定した。十四日に同校で仮契約を結び、「開幕から出場して自分のプレーでチームを勝たせる選手になりたい」と意気込んだ。
 Jリーグのチームへの加入を強く希望していた森選手は「進路が決まってほっとした」と胸をなでおろした。同チームの印象は「育成を大事にするクラブと聞いている」と話し、得意の足元の技術の向上と、課題の守備のさらなる強化を誓った。チームに所属する元日本代表の中山雅史選手には「根性やゴールへの執着心を学びたい」と語った。
 自身最後の選手権では得点王にも輝いた高校生活を「メンタル面で成長できた」と振り返った。森選手を三年間指導した伊室陽介監督(46)は「四中工の代表として頑張ってほしい」とエールを送った。
 森選手は週末のチーム始動日に向け、十五日に沼津へ出発する。「いずれは海外でプレーして日本を代表するような選手になりたい」と夢を語った。

 (神尾大樹)