「小諸を盛り上げるZ(ゼ)!」。小諸市が手掛けるPR動画にアニメ「マジンガーZ」などの主題歌で知られる歌手水木一郎さん(71)が登場した。水木さんが叫ぶ「ゼーット!」のフレーズを随所に盛り込み、市内各地をコミカルに紹介。水木さんを「アニキ」と慕うファンらの取り込みを狙っている。
 動画は市職員が脚本から撮影、編集まで担当した。水木さんは、各地の紹介コメントの最後に「ゼーット!」の言葉を織り交ぜながら、「マジンガーゼーット!」で終わる「マジンガーZ」の主題歌に合わせ、指を突き出してポーズを決めている。
 動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する第一弾の動画「なるぜ! 小諸ふるさと市民」では、市内の小諸城址(じょうし)・懐古園などが入場無料になる市外在住者向けの「ふるさと市民」制度を紹介している。
 小諸駅に降り立った水木さんが「(ふるさと市民に)なるゼ!」と大きな声で宣言。市役所でふるさと市民の登録を済ませた後、制度の特典が受けられる施設を巡り、ワインの無料試飲が体験できる施設で「小諸、最高だゼ!」と締めくくる。
 水木さんは一九七五年、市の依頼で、恒例イベント「市民まつり」のテーマソング「こもろドカンショ」を熱唱。水木さん自身もイベント参加だけでなく、市内で登山や観光を楽しんでいる。PR動画でも市から協力を依頼されて快諾。今年十月下旬、三日間の撮影に臨んだ。
 水木さんはPR番組の起用を喜び、「小諸は訪れるたびに新しい発見があり、またすぐ恋しくなる。動画を通して僕と小諸を旅し、いつか足を運んでほしい。小諸で会おうゼーット!」とのコメントを寄せた。動画は「歴史と文化」「グルメ」「自然」をテーマに第二〜四弾も制作され、二〇一九年度内に順次公開する予定。

 (渡辺陽太郎)