石川県能美市のいしかわ動物園で昨年の夏に生まれたニホンライチョウが、十五日から公開される。同園で生まれた卵からふ化した初めての“純県産”若鳥。来園者は午前十一時〜午後三時、「ライチョウの峰」で元気に動き回る姿を観察できる。
 生後半年で体長約三〇センチと、既に成鳥と同じぐらいの大きさまで成長。茶色い夏羽は、上品な白色に生え替わった。縄張り争いを避けるため、雄と雌の若鳥計六羽のうちの一羽のみを順に展示する。
 ニホンライチョウは絶滅危惧種。富山県内や東京都内の動物園も繁殖に取り組む。いしかわ動物園では昨年七月、同園で生まれた卵から初めてひな六羽が誕生した。種の保全グループリーダー堂前弘志さん(50)は「餌をついばんだり、雄が鳴いたりする様子なども楽しんでほしい」と来園を呼び掛けている。