燃料電池自動車(FCV)に燃料の水素を供給する「OKBひだ高山水素ステーション」が十四日、高山市山田町の高圧ガス販売「三興産商」の敷地内に開所した。水素ステーションの開設は飛騨地域では初めてで、県内では六カ所目。燃料電池などを販売する「清流パワーエナジー」(岐阜市)が、国や県の補助金制度を活用して設置。大垣共立銀行(本店・大垣市、OKB)が命名権を取得した。
 水素を外部から仕入れて備蓄するオフサイト方式で、トヨタ自動車の「ミライ」などのFCVに供給する。一時間で乗用車三台分のガスを供給できる。
 この日は開所式があり、国島芳明市長や河合孝憲副知事らが出席。テープカットの後、FCVに水素を充填(じゅうてん)するデモンストレーションがあった。清流パワーエナジーの担当者は「高山市は屈指の観光地で、環境にも力を入れている。ステーションの設置が、燃料電池自動車の普及につながれば」と話した。
 予約制で営業する。営業は火−金曜の午後一〜四時と第四土曜の午前十時〜正午。(問)清流パワーエナジー=058(214)2399

 (西浦梓司)