県内各地の城を再現したジオラマが並ぶ企画展「近江戦国歴史浪漫」(中日新聞社後援)が十一日、大津市のびわ湖大津館で始まった。十六日まで。入場無料。
 明智光秀ゆかりの坂本城や、織田信長ゆかりの安土城といった著名な城をはじめ、浮気城(守山市)や多喜山城(栗東市)など、県内全域を網羅する形で二十五城を展示している。
 企画した大津市在住の佐藤純生さん(59)は、一年前から歴史や城郭に興味を持ち、活動を始めた。県内には各地に城跡が残るが、往時の姿は見ることができない。「子どもたちに、自分の地元にもこんな城があったんだと思って見てもらい、歴史を誇りにしてほしい」と考え、現存しない城を中心に県内全域の城の史料を収集。東京都のジオラマ職人に依頼して復元した。
 岡山県津山市で忍者にふんして歴史イベントなどで活動している「鶴山隊」隊長の克丸さんも会場を訪れ、「武者返しまで精巧にできていて素晴らしい。津山でのイベントにも出展してもらえたら」と話していた。
 三月二十日から、制作中の城も加えたより大規模な展示を草津市のイオンモール草津で行う予定。
 (岡屋京佑)