大野市南六呂師の六呂師高原スキーパークが十一日、冬季営業を開始した。人工造雪機がないスキー場で、今冬の営業を開始したのは県内で初めて。朝からオープンを待ち望んだ家族連れらでにぎわった。
 記録的な雪不足のため、例年より一カ月遅いオープン。この日は四〇センチの積雪。訪れた人たちは全長三百メートルのコースを鮮やかに滑走したり、ソリを楽しんだりした。
 市内でコーヒー店を営む牧野俊博さん(39)は、妻と子ども二人と来場。「天気も良く、楽しい時間が過ごせた」と満足げだった。
 市から業務委託を受ける森山観光の三輪欣也社長(56)は「雪が降らずモヤモヤした気持ちが続いた。ゲレンデで遊ぶ子どもの笑顔を見て吹き飛んだ」と話した。営業は二十四日までの予定で、雪の状態を見て延長を検討する。
 県内では、同市の福井和泉スキー場も十二日のオープンを予定している。
 (山内道朗)