野洲市吉川の交差点で七日、軽トラック同士の衝突事故が起きた。現場では昨年十二月、一灯式の信号機が撤去されていた。守山署は「事故と信号機撤去の因果関係は不明」とするが、事故の再発防止に努めていく。
 事故は七日午前十時半ごろに発生。奈良市の会社役員の男性(41)と、野洲市吉川の無職の男性(77)が運転する軽トラック二台が、出合い頭に衝突。無職の男性は頭などを強く打って意識不明の重体、会社役員の男性は顔に軽いけがをした。
 署によると、現場は車線の無い市道交差点で、見通しは良い。会社役員の男性側に、一時停止の規制があった。
 現場には以前、進行方向によって黄色または赤色の一灯だけが点滅する信号機が、設置されていた。だが、交通の安全と円滑を図る目的で、昨年十二月下旬に撤去。代わりに、赤色灯が点滅していた道路側には一時停止の標識を設置し、路面の「止まれ」の文字を大きくして見やすくしたり、カラー舗装を施したりして安全対策を図っていた。
 同署の伊吹貴也交通課長は「信号機があった時よりも、むしろ、現在の方が一時停止規制が目立つようになっている」と強調する。ただし、事故が起きたことを受け、「取り締まりの強化や、看板設置で注意喚起に努めたい」と話している。
 (平井剛)