あいち航空ミュージアム(豊山町)に常設展示されている戦後初の国産旅客機「YS−11」の内部が、土曜と日曜、祝日に公開されている。建国記念の日の十一日は、多くの家族連れでにぎわった。
 機体は一九六五(昭和四十)年に製造され、人員輸送用として航空自衛隊で二〇一七年五月まで使われた。机を挟んで対面で座れる要人向けの座席があり、昭和天皇も搭乗した。同年十一月の開館当初から展示されている。
 公開中は、実際にこの機体を操縦していた元航空自衛隊のパイロットや元整備士らがボランティアで座席やコックピットを案内。「操縦かんと動翼がワイヤで直接つながっていて、操作が重くて大変。人力飛行機と呼ばれていた」などと説明していた。
 名古屋市の平田小学校二年、久保拓真君(8つ)は「自分が操縦している気分になった。将来は電車の車掌を考えていたけど、パイロットもいいかな」と話した。公開は午前十一時半と午後三時半の二回。各回先着百人。

 (水谷元海)