郡上市大和町牧の古今伝授の里フィールドミュージアムで「セツブンソウ」の花が咲き、近づく春を来園者に告げている。
 キンポウゲ科の多年草で、草丈十センチほどしかない小さな花。例年だと二月中旬に開花し始めるが、ことしは暖冬で二週間以上も早く咲きそろった。かわいらしい小さな花は地面に張り付くように咲き、注意しないと見過ごしてしまう。
 同ミュージアムは一九九三年、和歌文化をテーマにした野外博物館として開館した。職員によると、セツブンソウは昔から一帯に自生しており、施設は自生地を避けて建築されたという。

 (中山道雄)