十四日のバレンタインデーに合わせ、岐阜市神田町の「イタリアンの風 うれし野」と「日本料理 神田町」両店が二十九日まで、チョコレートを使った料理で「競演」している。
 共通の食材を使って神田町の飲食店を盛り上げようと、うれし野の社長で、管理栄養士の竹内綾美さん(33)が企画。両店が、それぞれチョコレートやカカオを使用した二品を提供する。
 「うれし野」は「鹿もも肉のロースト カカオニブ風味」(千七百八十円)と「旬野菜とペンネのチョコサラダ」(千百十円)を考案した。前者は本巣市産の鹿肉を使用し、カカオ豆を砕いた「カカオニブ」と粒マスタードを添えた。同店のグランドシェフ、波多野勝敏さん(45)は「粒マスタードの酸味とカカオニブの風味が味わえる」と話す。
 「神田町」は「胡桃(くるみ)とカカオのマーブル豆腐」(四百五十円)と「鰯(いわし)のカカオ煮」(五百円)を提供する。マーブル豆腐は、クルミ豆腐とカカオ豆腐をマーブル状に仕上げ、ソースに白みそとホワイトチョコを使用した。伊藤章浩料理長(35)は「イレギュラーな組み合わせで、複雑な味に仕上がった」と語る。
 企画した竹内さんは「カカオニブは抗酸化作用があり、女性にも人気。チョコレートが苦手な男性の方にも足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。料理はいずれも税別で、単品で注文ができる。

 (藤矢大輝)