第七十三回全国茶品評会で、二年連続三度目となる最高賞の農林水産大臣賞を受けた天竜茶研究会の浜松市天竜区、太田昌孝さん(79)らが十三日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に受賞を報告した。これに合わせ市茶振興協議会会長の鈴木市長は、二〇一九年度創設の「浜松市匠(たくみ)のお茶」の表彰状を太田さんに手渡した。
 品評会は昨年八月に審査会があった。太田さんはカネタ太田園を家族経営し、娘婿勝則さん(56)は品評会で農林水産省生産局長賞、孫の美咲さん(32)も日本茶業中央会会長賞に。いずれも普通煎茶四キロの部。匠のお茶表彰は全国または県品評会で優秀な成績者が対象。二人も上位三点で、この日は同時に表彰を受けた。
 太田さんは大臣賞受賞茶を振る舞い、独特の小皿で飲んだ鈴木市長は「うまみがある。すごい」と感心した。太田さんは「今季は天候に恵まれた。(家族で出品したお茶が)上位三点に入り、夢のよう」と振り返った。
 全国品評会で市が産地賞を受けたため、獲得に貢献した太田さんら三人を除く四人には感謝状が贈られた。
(原一文)