長浜市の市民団体・長浜ローカルフォトは、「余呉型民家」と呼ばれる昔ながらの急な三角屋根の住宅が残る同市余呉町の菅並集落の暮らしぶりを収めた写真集「菅並フォトブック」を発行した。
 三十〜五十代の十一人でつくる団体で、昨夏に同集落で開いた屋外写真展の作品などをまとめた。山あいに三角屋根が連なる集落の全景や、会員との交流で見られた住民の屈託のない笑顔など約五十点を載せた。
 旧伊香郡でよく見られた余呉型民家は多くが失われ、比較的多く残る同集落でも取り壊しが進んでいる。田中香織代表(52)と山内美和子副代表は(44)は「菅並の人々の元気を伝えたい。集落の景観維持にもつながるとうれしい」と話した。
 十三日は、藤井勇治市長への寄贈式があり、藤井市長は「今後もこうした活動を続けてほしい」と激励した。
 B5判四十二ページで、二百部つくった。市内の図書館などに置くほか、五十部限定で、希望者に配布する。
 (問)ながはま市民協働センター=0749(65)6525
 (川添智史)