◆訪日客呼び込み学ぶ
 東京五輪・パラリンピックの自転車競技が県東部で開かれるのに合わせ、伊豆半島への誘客や滞在促進を図る観光関係者向け説明会が十三日、伊豆市修善寺の修善寺総合会館であった。県内などで昨年開催されたラグビーワールドカップ(W杯)での事例を紹介しながら、外国人客を呼び込むためのポイントを確認した。
 日本政府観光局の担当者はW杯での情報発信策として、SNSで影響力を持つ「インフルエンサー」を日本に招待したり、海外メディアのもてなしに注力したことを説明。「伊豆半島の認知と露出を高めて、大会後も観光客に来てもらうことが一番大事。ツアーなどを通じ、海外メディアをしっかりつかんで」と力を込めた。
 県の担当者は、ラグビーW杯で来日した外国人客へのアンケート結果で、キャッシュレスや多言語対応への不満が目立ったことに言及。「多くの人にリピーターになってもらうよう、みなさんにも協力してほしい」と出席者に呼び掛けた。
 説明会は県が主催し、伊豆半島にある観光団体や宿泊施設、自治体などから約四十人が出席した。三月にも沼津、静岡、浜松の三市で開催予定。

(杉原雄介)