豊田市は十四日、矢作川沿いにあり、水難事故の危険性が高い同市旭地区の矢作川池島公園と矢作川時瀬公園を、三月末で閉鎖する方針を発表した。関連議案を市議会三月定例会に提案する。特に池島公園では二〇一七年から三年連続で水難事故が発生し、計五人が亡くなっている。
 市は池島公園の公衆トイレを撤去するほか、隣接する旭観光案内所も閉鎖する。跡地への立ち入りも何らかの方法で制限する方向で検討しているが、川は河川法で「自由利用の原則」が定められており、強制は難しいという。
 両公園は無料で、夏場を中心に多くの若者や家族連れが市内外から訪れ、デーキャンプやテントを張るなどして滞在している。市によると、ごみの放置などマナーの低下も閉鎖を決めた一因という。
 (久野賢太郎)