トヨタカローラ三重(四日市市)社長でレーシングドライバーの永井宏明さん(51)らによる出前授業が十四日、多気町井内林の津田小学校であった。フェラーリのレーシングカーなどが校庭に並び、エンジンが爆音を響かせると児童は歓声を上げた。
 訪れたのは永井社長が立ち上げたチームのドライバーや整備士ら。自動車レース「スーパーGT」に出場実績があり、世界で活躍する人たちと触れあってもらいたいという学校側の呼びかけに応じて、二〇一八年度に続いて来校した。
 永井社長らはレースで使用してきたフェラーリのエンジンをかけ、最高時速が二百七十キロにも達することなどを紹介。子どもたちからレースでの苦労を尋ねられると「走行中の車内温度は六〇度にも達する。雨が降ると前の車の水しぶきで何も見えなくなる」などと答えていた。
 技術者は、わずか五秒でタイヤ交換する早業も披露。子どもたちは特殊なボタンや計器がびっしり並んだ運転席に座ってハンドルを握った。四年の吉田朱里さん(10)は「すごい爆音で驚いたけど、レーサーはかっこよかった」と笑顔で話していた。
  (森耕一)