十四日午前九時五十五分ごろ、高山市久々野町渚のJR高山線の踏切で、富山発名古屋行き特急列車「ワイドビューひだ」6号(八両編成)が軽乗用車と衝突した。軽乗用車は大破したが、運転していた同市の男性会社員(57)は車から降りて逃げ、無事だった。列車の乗客・乗員百二十九人にもけがはなかった。
 高山署などによると、現場の踏切は幅約二メートルで、自動車の通行は禁じられている。軽乗用車が踏切に進入したところ、脱輪して立ち往生した。
 男性会社員は非常ボタンを押し、警報機を作動させていた。
 JR東海によると、この事故で高山線は下呂−高山で上下線の運転を見合わせていたが、午後零時二十五分ごろに再開。後続の上下各一本に最大二時間三十二分の遅れが生じ、計七百三十人に影響が出た。