鯖江市舟枝町の田んぼで、菜の花が見頃を迎えた。春の陽気となった二十一日は、建設が進む北陸新幹線や残雪の山を背景に咲き誇る花の周りをモンシロチョウが飛び回り、ヒバリが舞い上がった。訪れた家族連れたちは春を満喫していた。
 農事組合法人エコファーム舟枝(舟枝町)の周辺では、約十五ヘクタールの水田で栽培。市によると、暖冬の影響で例年より半月ほど早く開花し、三月中旬ごろから見頃を迎えた。
 鯖江市では、菜の花を土にすき込んで有機肥料にする「さばえ菜花米」の生産に取り組んでいる。作付面積は同法人周辺も含め約三十ヘクタールで、菜の花はすき込みが始まる四月上旬ごろまで楽しめるという。
 同法人周辺で、四月十一、十二の両日に開催予定だった「さばえ菜花まつり」は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中止が決まっている。
 (玉田能成)