東京都新宿区と友好都市提携する伊那市が、区立小学校と特別支援学校の卒業生に贈る地域特産の花「アルストロメリア」のラッピング作業が二十一日、同市の美篶(みすず)公民館であった。
 上伊那地域はアルストロメリアの生産量全国一。二年前から、特産品で門出を祝い、伊那市を知るきっかけにと、区立小中学校と特別支援学校の卒業生に切り花を贈っている。花言葉は「未来への憧れ、持続」。今年は計四十校の約二千七百人にプレゼントする予定で、十六日には、中学校に届ける花のラッピング作業をした。
 ピンクや黄、紫など色とりどりの切り花を、市やJA上伊那の職員ら十六人が分担作業で一本ずつ透明なフィルムに包み、白鳥孝市長の「ご卒業おめでとうございます」のメッセージカードを添えた。
 市文化交流課の北原節子課長は「新型コロナウイルス感染拡大による卒業式への影響が心配されたが、今年も贈ることができてうれしい。春を感じて明るい気持ちになってほしい」と願った。
 (中沢稔之)