小海町出身の新海誠監督によるアニメ映画「天気の子」の制作資料展(百貨店「井上」など主催)が、山形村のアイシティ21で開かれている。本作の大きな魅力である美しいタッチの美術背景や絵コンテ、作画など映画の世界観を堪能できる。四月五日まで。
 「天気の子」は観客動員数が一千万人を突破した大ヒット映画で、東京が舞台。雨が降り続き天気の調和が狂っていく時代に、家出した少年が、運命に翻弄(ほんろう)されながらも不思議な力を持つ少女を救おうと奮闘するストーリーだ。
 展示では、ストーリーに沿って美術背景やキャラクター設定、本作で重要な役割を担う雨の表現の説明パネルなどが並ぶ。映画に込めた新海監督の思いも紹介されている。
 映画の印象的なシーンが劇中歌とともに流れるコーナーもあり、多くの来場者が見入っていた。長野市の会社員藤井彩夏さん(25)は「記憶がよみがえってきてもう一回見たくなった」と笑顔で話した。
 午前十時〜午後七時。一般千円、中高生七百円。併設するアイシティシネマでは四月九日まで「天気の子」に加え、新海監督の初の劇場長編作品「雲のむこう、約束の場所」から「君の名は。」まで六作を上映している。
 (問)アイシティ21=0263(97)3892
 (松本貴明)