岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙(そら)博、各務原市)で、リニューアル二周年を記念した企画展「宇宙開発のはじまり」が開かれている。四月五日まで。
 旧ソ連時代を含むロシアの宇宙開発の歴史をたどることができる企画展。同館と連携するロシアの博物館の協力で実現した。
 サンクトペテルブルク歴史博物館から寄贈された人類初の人工衛星「スプートニク一号」の実物大模型やロシアの宇宙ロケット「ソユーズ2」の模型、地球帰還用カプセルの実物大模型のほか、宇宙飛行士が実際に使用した船内作業服など貴重な展示品が並ぶ。
 東京から家族で訪れた高校一年生の菊地航天さん(16)は「宇宙開発はアメリカのイメージが強かったが、ロシアが先進的な技術を切り開いていったことが実感できた」と話した。
 会期中は無休。新型コロナウイルス感染症対策のため、予定されていた講演やワークショップは全て中止となった。リニューアル二周年に合わせ、常設展示場には国際宇宙ステーションで宇宙飛行士が使う個室を再現した実物大模型も加わった。

 (浜崎陽介)