県内で初めて福井市で感染が確認された新型コロナウイルスを巡り、感染した日華化学(福井市)の男性役員の濃厚接触者三十二人のうち、一人が発熱後にPCR検査を受け、陰性となっていたことが分かった。二十三日に開かれた福井市の対策本部会議で報告された。
 市保健所の後藤健次所長によると、濃厚接触者は二十一日夜に三七・五度前後の発熱があった。二十二日午前にも発熱があり、同日中にPCR検査した。同日夕に発熱は治まり、呼吸器に症状もない。残る三十一人の濃厚接触者には症状はないという。
 男性役員は一時は三八度を超える高熱が出ていたが平熱に落ち着いている。せきの症状もあったが治まったという。市は、男性の濃厚接触者に自宅待機を要請し、最後の接触から二週間の健康調査を行っている。

 (鈴木啓太)