静岡県高野連は二十三日、静岡市内で臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、春季高校野球の地区・県大会を中止すると決めた。県高野連によると中止は戦後初。
 地区大会は県西部で二十一日、中・東部で二十六日に開幕予定だった。県高野連は十六日にも協議したが、「情報不足」を理由に結論を先送り。臨時理事会では、国内の状況が好転しないことを踏まえ、集団感染リスクを排除できないという結論に至ったという。
 渡辺才也理事長は「大事な公式戦の一つをなくしてしまうのは大変心苦しい。開催を前提に協議してきたが、リスクの回避が難しいということで中止を決めた」と話した。
 春季大会は、夏の甲子園に向け、県大会のシード校を決める。シード権や、選抜大会に出場予定だった加藤学園(沼津市)の取り扱いなどは、四月以降の選手権大会・運営委員会で協議する。

(高橋貴仁)