高岡市の国吉小学校と国吉中学校の閉校式が二十四日、同中学校であり、国吉小は百十二年、国吉中は七十三年の歴史に幕を閉じた。新年度からは九年制の国吉義務教育学校として新たにスタートする。
 閉校式には国吉小六年生二十五人、国吉中三年生二十五人が出席。姿(すがた)翔太君(国吉小六年)と関沢那菜さん(国吉中二年)が先導し、山崎葵衣(あおい)さん(国吉小六年)と山村凰太(こうた)さん(国吉中二年)が校旗を持って入場した。新型コロナウイルス感染予防のため小学一〜五年生と中学一、二年生は教室で閉校式の映像を視聴した。
 高橋正樹市長は「築いてきた伝統、校風が受け継がれていくことを確信する」と式辞。国吉小の野手芳幸校長が「校歌の『強く正しく仲のよいわれら』という姿は子どもたちの中に受け継がれていく」、国吉中の寺田恵校長は「受け継いだ真理を開花させてくれることを願います」と述べた。
 児童代表の平田匠君は「一つの家族のように安心してのびのび過ごすことができました」、生徒代表の明庭妃南花(みょうばひなか)さんは「歴史の幕が閉じても私たちはここにいます。義務教育学校の扉を開きます」と思いを語り「さようなら。ありがとうございました」と声をそろえた。校歌斉唱し、両校長が米谷和也教育長に校旗を返還した。
 国吉小は一九〇八(明治四十一)年に開校し、卒業生は七千八百四十二人。国吉中は四七(昭和二十二)年に開校し、卒業生は四千八百五十五人。 (武田寛史)