県は二十四日、四月一日付の人事異動を発表した。対象者は前年比九十七人増の千四百九十人。近代美術館の再開館に向けて、館長の上位の立場として新たに設置する総長に、西嶋栄治副知事が就く。また、文化財保護課は県教委から知事部局に移管し、「彦根城世界遺産登録推進室」などを設置し、職員を六人増員する。
 新型コロナウイルス感染症の対応のため、健康医療福祉部や防災危機管理局などの職員は、継続的に業務にあたれるよう配慮した。
 近代美術館を巡っては、再開館に向けた基本方針の確立と、琵琶湖文化館の後継施設との連携のあり方などを検討するため、体制を強化する。現在、文化スポーツ部の次長級が兼務している館長職については、四月から新たに理事(部長級)を置き、近く新たな館長を専任する。
 琵琶湖を自転車で一周する「ビワイチ」の推進に向け、道路整備などのハード事業と、安全啓発・観光誘客などのソフト事業の連携を強化。「交通安全対策室」を現行の交通戦略課から道路課に移管し、「道路整備課」と「道路保全課」に再編する。また、観光振興局に、ビワイチ担当の技監(次長級)を設け、土木交通部の理事が兼務する。
 子育て支援の充実や児童虐待防止のため、子ども・青少年局で五人、県内の子ども家庭相談センターで十一人、それぞれ増員する。
 退職者は前年比十五人減の百四十六人。採用者は同三十八人増の二百五人。 =<16>面に詳細
 (芳賀美幸)