愛・地球博記念公園(長久手市)に整備するジブリパーク計画で、県は二十五日、玄関口となる公園北口周辺の再整備に設計段階から技術協力する建設業者の募集を始めた。二〇二二年秋の先行開業から一年ほど遅れて開業する二つのエリアの協力業者も公募し、いずれも六月三日まで受け付ける。
 先行開業の三エリアと同じ「ECI方式」を採用し、施工ノウハウを持つ建設業者に設計段階から協力してもらう。設計と施工を別々に発注する通常方式と比べ、工期やコストの削減を期待でき、ジブリ作品の世界観を再現する特殊な工事が進めやすくなる。
 北口周辺はリニモの駅に直結し、ジブリパークと調和する新たな総合案内所やエレベーター棟の建設を予定。駐車場もあり、来場者の重要な動線となる。開園しながらの工事となり、来園者への影響を抑えながら進める工夫が求められる。
 今回募集する「もののけの里」と「魔女の谷」の二エリアは、二〇年度から詳細設計に入る。もののけの里には映画「もののけ姫」に登場するたたら場や炭焼き小屋、魔女の谷エリアには映画「魔女の宅急便」の舞台となるオキノ邸などを整備する予定。
 いずれも六月下旬に協力業者を決定。業者は設計を進めながら工事の見積もりを出し、金額で折り合えば随意契約で工事も担う。
 (中崎裕)