新型コロナウイルスの影響を受けて休校の措置を取っていた県立学校について、福永忠克県教育長は二十五日の定例会見で、新学期から全ての学校を再開すると表明した。ほとんどの学校で四月八日から再開し、入学式も感染防止対策をとった上で実施する。また、県教委によると、全ての市町立の小中学校も新学期に再開する予定。
 県立中学、高校、特別支援学校では今月、二〜二十四日に臨時休校をしていた。福永教育長は、臨時休校の判断について「子どもの安全を守るために必要だった」と説明した。
 今回の再開については、文部科学省が二十四日に学校再開に向けたガイドラインを発表したことや、県内では爆発的な感染などは起きていないことを踏まえて、判断したという。
 臨時休校を決めた二月末時点より、県内での感染者が増えている中での学校再開について、福永教育長は「子どもの安全は第一だが、学ぶ権利を確保する必要もある。国のガイドラインも踏まえて判断した」と説明した。
 学校での換気の励行やマスクの着用、ドアノブの消毒などの予防措置を検討しているという。ただ、県教委は各学校が備蓄するマスク数を把握しておらず、子どもが使うマスクを確保できるのか、見通しは立っていない。福永教育長は「マスクを手作りするなど、現場や家庭でも工夫してほしい。国でも(マスク供給の)取り組みを進めてほしい」と話した。
 (森田真奈子)