木祖村薮原の湯川酒造店が期間限定で販売する日本酒「木曽路 純米大吟醸『2018 責(せ)め』」のラベルデザインを選ぶコンペ投票が二十五日、薮原宿にぎわい広場「笑(わら)ん館(かん)」で始まった。最も得票が多かった作品を商品に採用する。投票の締め切りは三十日。
 六月に村内で開催されるアートイベント「木曽ペインティングス『千年のすみか』」を主催する木曽ペインティングスと、地域振興を図る催しの趣旨に賛同した湯川酒造店がラベルのコンペを企画。イベントに参加する芸術家十六人が各一点を応募した。
 銘柄の「木曽路」の文字が入っていればデザインや色などは自由で、御嶽山や木曽の風景などを個性豊かに描いた作品が集まった。会場を訪れた人は気に入った作品の番号を紙に記入し、投票箱に入れていた。木曽ペインティングスのホームページからも投票でき、結果は四月一日に公表する。
 一番人気の作品は七百二十ミリリットル瓶に貼られ、百五十〜二百本限定で村内の酒販店や、同酒造店のオンラインショップで販売する。発売日は四月二十一日。売上金の一部はデザイン料として作者に支払う。
 同酒造店の湯川尚子社長(40)は「従来の日本酒のラベルの概念とは異なる作品がたくさん集まり、刺激になる。どの作品が選ばれるのか楽しみ」と話した。
 木曽ペインティングスの岩熊力也さん(50)=木曽町=は「買いたくなるラベルを選んでもらい、多くの人に投票してほしい」と呼び掛けた。
 (一ノ瀬千広)