可児市内の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市は二十五日から四月七日までの二週間、デイサービスセンターの臨時休業や、公共施設の部屋の貸し出し中止などの対策をとる。クラスター(感染者集団)が発生した可能性も出てきている中、さらなる感染拡大を食い止める狙いだ。
 二十四日に市内で三人目となる感染者が発生したことを受け、市感染症等予防対策本部が同日夜、四回目の本部員会議を開催し、対応を決めた。
 臨時休業となったのは同市大森の福寿苑デイサービスセンター。市社会福祉協議会が指定管理者となっている施設で、三人目の感染者の市内の五十代女性が職員であることが判明したため、休業することにした。二十五日に施設内の消毒をした。
 これを受けて、二十五日まで開館していた市内の残りのデイサービスセンター(可児川苑、やすらぎ館)も二十六日から四月八日の二週間、臨時休業する。
 また、県内の感染者のうち市内や川辺町在住の四人が参加していた合唱サークルが、市内の公共施設を練習場所としている可能性があることから、十四カ所の地区センターや市福祉センターの会議室や和室などの貸し出しを中止。児童館や児童センターも休館とした。地区センターや市子育て健康プラザmano(マーノ)の建物自体には入ることができる。
 屋内施設のほか、事前の利用予約が必要なKYBスタジアムやグラウンド、テニスコートなどのスポーツ施設、公園は貸し出さない。対象施設の詳細は、市のホームページで確認できる。
 (織田龍穂)