県内の全小学校三百六十七校は二十三〜二十五日、新型コロナウイルス感染症対策で規模を縮小しながら卒業式を実施した。うち三百四十一校は二十五日に行い、児童らが新たな一歩を踏み出した。
 羽島市竹鼻小学校では、例年なら四、五年生が同席する式を、卒業生百三十三人と学校関係者、保護者のみで実施した。毎年一人ずつ手渡していた卒業証書は今年は卒業生一人が代表して受け取った。豊島博校長は式辞で「臨時休校の最後の一カ月はもっとやりたいことがあったと思う。その気持ちは在校生が受け止め次につなげていくので、みなさんは中学校で力を発揮してください」と述べた。
 代表して卒業証書を受け取った奥西真子さん(12)は「三月ももっと一緒に過ごしたかったけど、卒業式だけでもできてうれしい。中学校では仲間との交流を大事にしながら、勉強と部活を両立したい」と話した。
 (長崎高大)