五輪延期 県関係選手コメント
 東京五輪の延期決定を受け、代表が内定している石川県関係の選手たちが二十五日、所属先などを通じてコメントを発表した。
 陸上男子50キロ競歩の鈴木雄介選手(32)=能美市出身、富士通=は「今年開催してほしかったが、難しいことも理解している。ベストな形で臨めるよう今後も準備を進めていきたい」。一方で「過酷な環境下の世界選手権に挑戦し、金メダルの結果を出して得た内定。維持してほしいと強く思っている」と求めた。
 トランポリン女子の森ひかる選手(20)=金沢学院大クラブ=は「延期されるのでは、とのニュースが出てからは精神的にも調整の上でも苦しい状況だった」と明かし、「あと一年頑張ろう、と簡単に思えるようなものではないですが、計画を立て直し、気持ちを切り替え、もう一度スタートを切りたい。こんな時こそ私らしく笑顔で頑張っていきます」と前を向いた。
 同男子の堺亮介選手(22)=星稜クラブ=は「やはりさみしい気持ちはある」としつつ「世界中の人たちが安心して応援、観戦ができて初めてアスリートが輝ける。ウイルスの脅威がなくなり、アスリートが正々堂々と戦える東京五輪を願っている」と思いを込めた。
 レスリング女子62キロ級の川井友香子選手(22)=津幡町出身、至学館大=は「延期とはなったが、姉妹でメダル獲得という目標は変わらない。誰もが不安のない環境で五輪を迎えられれば。今は目標に向け日々できることに集中したい」と冷静に受け止めた。