フジテレビの定例社長会見が25日、東京・台場の同局で行われ、遠藤龍之介社長(64)は同局で放送されていた恋愛リアリティー番組「テラスハウス」の問題に言及した。

 「テラスハウス」をめぐり、出演していた女子プロレスラーの木村花さんが視聴者らからSNS上で誹謗(ひぼう)中傷を受けた後に急死。同社は7月末、その件に関する独自調査による検証結果を公表していた。同局に対し、花さんの母で元プロレスラーの木村響子さん(43)が、番組内で花さんが暴力的な女性のように描かれたなどとして、「人権侵害があった」と訴える申立書をBPO(放送倫理・番組向上機構)に提出。BPOは異例の早さで審理入りを決めていた。

 遠藤社長は、「今回の検証は、どんな発言をしたのか、どんな言葉なのか、心証的な調査だったので困難を極めた。結論としては、やらせはなかった」と公表結果について言及。「BPOで審理入りすることになったので、真摯(しんし)に対応したい」とした。担当役員によると、コンタクトをとろうとしているが、いまだに響子さんと直接話せていないという。

 また、この日、同局の情報番組「直撃LIVE グッディ!」が最終回を迎えた。安藤優子キャスター(61)は、1987年にスタートした「FNNスーパータイム」以来、30年以上にわたって同局の情報・報道番組でキャスターを務めてきた。遠藤社長は、「本当に長期にわたってフジテレビの報道情報番組を支えてくださって感謝の念しかございません」とねぎらった。