PARCO劇場 舞台「大地」初日

 俳優の大泉洋(47)、山本耕史(43)、竜星涼(27)らが出演する舞台「大地」が1日、東京・渋谷のPARCO劇場で初日を迎えた。主要劇場で舞台公演を再開するのは初めて。報道陣向けの公開フォトコールに登場した作・演出の三谷幸喜(58)は「僕らが先陣を切ることになりました」と感無量の面持ちであいさつした。

 「大地」は独裁政権の収容施設で“演じる”行為を禁じられた俳優たちの姿を描く作品。コロナ禍で舞台公演の中止や延期が相次ぐ中で三谷は「いま舞台俳優たちは演劇に携わることができなくて苦労している。それとほぼ同じ設定」と解説。「台本を書いたのは去年なんですけど、なんて先見の明だろうかと我ながら驚いている」と自画自賛して笑いを誘った。

 舞台はドラを鳴らして開幕。約100年前に現代劇の出発点となる築地小劇場幕開けの時にドラを鳴らしたエピソードを紹介した三谷は「また必ず芝居ができるいつもの状態に戻りたい」と込めた思いを明かした。

 三谷作品初のライブ配信も実施する。公演は8月8日まで。