大リーグが今季、従来の162試合から60試合まで減少することを受け、米スポーツ専門局ESPN(電子版)は25日、記者投票を実施した。「60試合制により、最も活躍する選手は誰だと思うか」との項目で、エンゼルスの大谷翔平選手(25)がトップタイの3票を得た。

 ゴンザレス記者は、開幕から“二刀流”が全開となる華やかさを指摘した。「7月後半の開幕時から先発ローテ入りして投げる準備はできているはずだ。先発で投げないほとんどの日も、指名打者だろう。シーズンを通してそれが続けば、60試合という期間で彼以上にインパクトを与えられる選手はいない」

 大谷は大リーグで新人王を獲得した18年10月、右肘靱帯(じんたい)再建手術を受けた。そのため、ミラー記者は今季60試合制で「最も恩恵を受けるチーム候補」にエンゼルスを挙げ、「エンゼルスは少なくとも大谷がフルシーズンで登板できるチャンスを得た。こういう短いシーズンになっていなければ、投球イニング数の制限も設けたはずだ」と分析した。

 一方、60試合制のフォーマットになったことで「最も苦しむ可能性があるチーム」として、田中将大投手(31)のヤンキースが3位の2票を獲得。コッククロフト記者は「トレードによるFA獲得も難しい年だ。しかも、ヤンキースのア・リーグ東地区は間違いなくメジャー最激戦地区。ポストシーズン進出はできても、大逃げの地区優勝とはいかないだろう」と予測した。