ロッテは、4年ぶりの6連勝で単独首位の座をキープした。「9番・遊撃」で出場した藤岡裕大内野手(26)が値千金の逆転二塁打を放った。

 2点を返して1点差に詰めた8回2死一、二塁で、藤岡は5番手海田の3球目を振り抜いた。打球は前進守備の外野手の間を抜き、二塁走者だけでなく、一塁走者も一気に生還した。

 「皆がつないでくれたチャンスをものにできてよかった。甘いところに来たら思い切っていこうと思っていた」。この回だけで4得点。3点差を一気にひっくり返すビッグイニングを演出した。

 6連勝は7連勝した2016年6月以来。貯金も4季ぶりの「5」に増やした。チームの2桁安打も今季初。井口監督は「諦めないという気持ちが出た。今年はひっくり返せるという皆の意識が本当に強い。その思いがイニングにギュッと凝縮されていたと思う」と白い歯をくっきりと浮かべた。

 オリックスは昨季9勝15敗1分けと大きく負け越していた相手だが、本拠地6連戦の変則カードで白星を続け、苦手意識を完全に退治した。