◇27日 日本女子プロゴルフツアー アース・モンダミン・カップ3日目(千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 前日単独首位に立った田中瑞希(21)は3バーディー、1ボギーの70。物おじせずに最終組を回り、2位と3打差の11アンダーで最終日に突入だ。「今日は初日、2日目と違って耐えたゴルフだった。1日に4つずつ伸ばすペースを目指してたので、最後のバーディーパットを決めたかったけど」と、強心臓ぶりを発揮した。

 黄金世代の1998年10月生まれ。ツアー1勝の大里桃子とは、同郷・熊本で小学生時代からの付き合いだ。熊本国府高1年時の2014年全国高校選手権では、ともにチームを引っ張り全国制覇を成し遂げた。ライバル校には、渋野(当時作陽高)らもいて「団体戦で一度、一緒に回ったことがあると思う」。プロテスト合格には3度の挑戦を要したが、単年登録でのツアー競技出場が32試合。昨年西郷らとともにテスト合格後はこれが2試合目となる。女子プロゴルフ協会(JLPGA)入会は今年1月1日付け。このまま逃げ切れば、大里の「入会後3戦目でV」という最速記録を更新する。

 「私はあまり人に見られてやれるタイプじゃないから、こっちの方が自分の感じで落ち着いてできてる気がする。大勢のギャラリーの前でやったことないから、そうだったら緊張しそう。明日は楽しみでしかない」と田中。無観客試合というイレギュラーな状況が、黄金世代10人目の優勝者を生み出すか。