今年の上半期を締めくくる「第61回宝塚記念」(G1・芝2200メートル)は28日、阪神競馬場で行われ、2番人気のクロノジェネシスが直線で抜け出して6馬身差の圧勝。昨年の秋華賞以来となるG12勝目を挙げた。牝馬の優勝は昨年のリスグラシューに続き史上5頭目。北村友一騎手(33)=栗東・フリー、斉藤崇史調教師(37)=栗東=はともに同レース初勝利。2着に6番人気のキセキ、3着は12番人気のモズベッロ。1番人気のサートゥルナーリアは4着、3番人気のラッキーライラックは6着に終わった。

 クロノジェネシスの勝利で生産牧場のノーザンファームは、宝塚記念6連覇(通算8勝)の大偉業を達成した。ノーザンファームの副代表であり、馬主サンデーレーシングの代表を務める吉田俊介オーナー(46)は「強くてびっくりしました。道悪も苦にしない馬ですし、大阪杯同様に好位からスムーズな競馬をしてくれた。調子も良かったですが、驚きました」と、牡馬を完封する圧勝劇を手放しで喜んだ。気になる今後については「現時点では海外を含めて未定」と明言を避けた。