7月1日に本拠地で先発予定

 好相性の虎を退治して今季初勝利をもぎ取ってみせる。中日の山本拓実投手(20)が29日、ナゴヤドームで調整。先発が予想される7月1日の阪神戦(ナゴヤドーム)に向けて「タイガースの打線はつながらせるといけないと思います。ここ、というときの一球を、大事にして投げたいと思います」と意気込んだ。

 今季初登板で先発した24日のDeNA戦(横浜)は、5イニング3失点。高橋の2ランで援護をもらったが、すぐに追いつかれ、5回に梶谷に決勝アーチを浴びて負け投手となった。初戦の力みからか、高めに浮いたところを痛打されたが、自己最速タイの150キロをマークするなど球自体は悪くない。

 この日は本拠地のマウンドで21球を投球。その後は体全体を使う意識付けのためのジャベリックスローといわれるやり投げのトレーニングを行った。「体調は前回からとてもいい状態が続いていて、自分のイメージ通りに調整できていると思います」と納得顔だった。

 兵庫県宝塚市出身とあって、幼少時は阪神のファンクラブに入会していた。くしくも一昨年9月12日のプロ初登板も、昨年7月31日のプロ初勝利も阪神戦だった。過去3度登板して1勝、防御率は1・80。何かと縁のある虎から、今季1勝目をいただく。