大リーグは29日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で60試合に短縮される2020年シーズンの概要を発表。選手は7月1日までに「夏季キャンプ」を行うチームの本拠地に集合し、3日に再始動する。オープン戦は最大3試合とされ、実戦の肩慣らしは紅白戦が中心。公式戦は23日か24日に開幕し、同リーグの同地区チームと40試合を、他リーグの同地区チームと20試合をプレーする。

 いったんは白紙になったナ・リーグの指名打者(DH)制に加え、延長戦は無死二塁から始めるタイブレーク制が、ともに史上初めて導入される。また、つばを吐く行為とヒマワリの種、かみタバコは禁止。乱闘も禁止される。6フィート(約1・8メートル)のソーシャルディスタンスを守るよう求められ、抗議のため審判にこの距離以内へ詰め寄った場合、即退場処分となる。

 本来26人のベンチ枠は開幕時は30人に設定され、2週間後に28人に、4週間後に26人になる。遠征時に限っては、3選手の帯同が許可される。

 また、今季限定となる最大60人の出場可能選手(従来は40人)が発表された。エンゼルスの大谷、カブスのダルビッシュ、ヤンキースの田中、ツインズの前田、マリナーズの菊池と平野に加え、メジャー1年目となるレッズの秋山、レイズの筒香とブルージェイズの山口も登録された。マーリンズとマイナー契約した加藤はメンバーから外れた。