将棋の藤井聡太七段(17)の最年少タイトルの偉業に、“ひふみん”こと加藤一二三九段(80)が感慨に浸った。16日夜にツイッターを更新。2016年に藤井七段のプロ初戦で戦ったことを思い起こし、「デビュー戦の相手をした私としても感慨無量の歴史的瞬間でした」とつづった。

 数々の名局を見届けてきた加藤九段にとっても、特別な1局だった。藤井七段が終盤に優勢を築くと「歴史的瞬間が近づいている」「やっぱり、聡太さんは強い」と続けざまにツイートした。

 タイトル奪取を見届けると、「藤井聡太新棋聖の御誕生 史上最年少戴冠の偉業達成 心より御祝い申し上げます 貫禄をみせた渡辺明二冠も、最後の瞬間まで本当にお疲れ様でした」と渡辺棋聖へのねぎらいも忘れなかった。

 加藤九段の目には、最年少記録を樹立した藤井七段は将棋界の未来そのものと映っている。

 「藤井聡太新棋聖にはその天賦の才を余すところなく発揮し天高く翔ける龍となり、将棋史に於いて今後だれもまだ見ぬ地平を、ときに孤独と闘いながらも勇猛果敢に切り開いていただき、いつまでも色褪せない名局を紡ぎながら、将棋という芸術文化の大輪の花を咲かせていただきたい」

 天才棋士が、前人未到の道を切り開くことを期待した。