米プロアメフットのNFLは、セインツのショーン・ペイトン監督(56)が新型コロナウイルスに陽性反応を示したと発表。19日のスポーツ専門局ESPN(電子版)などが報じた。同リーグの関係者からは初の感染者で、これで米4大プロスポーツの全てから陽性反応が確認された。

 ペイトン監督は15日に体調不良を訴え、16日に検査、19日に陽性反応が判明。現在は倦怠(けんたい)感はあるが熱発はないという。23日まで自宅で自主隔離の予定だという同監督は「国全体が団結すれば、感染は減らせる。少しだけ時間を取り、専門家の意見に耳を傾けよう。専門家が求めているのは複雑なことではない」と語った。

 同監督の自宅があるルイジアナ州は2月25日、キリスト教の「告解の火曜日」前後に祝賀関連で大規模イベントがあり、全米でも指折りのウイルス禍に見舞われるホットスポットとなっている。

 4大スポーツで最も深刻なのはバスケットのNBAだ。これまでは3チーム計7選手の感染が伝えられていたが、この日は新たにレーカーズの2選手とセルティックスの1選手、さらに76ersはチーム関係者3人が感染と声明を発表し、リーグで計13人の罹患(りかん)が確認された。他にも、アイスホッケーのNHLはセネターズの1選手が、野球の大リーグはヤンキースのマイナー2選手らが、いずれも陽性反応を報じられている。